面談で触れられていた求人が、改めて届いた
WEB面談を終えてしばらくしたある日、JACリクルートの担当コンサルタントの方からメールが届きました。
内容を読んで、少し「おっ」と思いました。面談の中で口頭でも話題に上がっていた「設備保全」の求人が、改めてご紹介される形で送られてきたのです。
メールの冒頭には、「面談を担当した方から引き継いだ担当の方が改めてご紹介します」という趣旨の一文がありました。JACリクルートの社内では、担当者同士が情報共有・連携しながら求人紹介を進めることがあるようです。面談時にしっかり話を聞いてくださったことが、ちゃんとその後の担当の方にも引き継がれているのだな、と感じて、少し安心しました。
「一度お電話でお話ししたい」という打診があった
今回のメールで、前回と少し違ったのが一点ありました。求人の紹介文のほかに、「一度お電話でお話しさせてください。明日以降の平日で、お電話できる時間帯を教えていただけますか」という打診が添えられていたのです。
前回の求人紹介(⑦回目)でもご紹介した「選択式の返信(1.応募する / 2.応募しない / 3.詳細を確認したい / 4.その他)」は今回も用意されていましたが、それに加えて電話での打診があった、という形です。
なぜコンサルタントの方は電話を希望するのでしょうか。私なりに考えてみると、こんな理由があるのではと思いました。
- 温度感を直接確認したい:メールの文面だけでは、候補者がどの程度興味を持っているか伝わりにくい
- 条件のすり合わせを早くしたい:細かな懸念点はメールのやり取りより口頭の方が早くて正確
- 求人の魅力をより詳しく伝えたい:テキストでは伝えきれないニュアンスを話しながら補足できる
転職活動を在職中に進めている方は、日中に電話を取ることが難しいケースも多いと思います。私もそうです。そのため、返信の際には「○曜日の昼休み(12:00〜13:00)」「平日 19:00以降」など、具体的に電話に出られる曜日と時間帯を伝えると、コンサルタントの方もスケジュールを組みやすくなります。
紹介された求人は「生産設備保全」職
今回ご紹介いただいた求人(ここでは仮にD社とします)は、あるメーカーでの生産設備保全(機械・電気)というポジションでした。
仕事内容は、大きく分けると以下のようなものです。
- 自動化された最新設備を含む生産設備の保全
- 自ら、または業者を使って電気・機械を問わず設備の故障対応・設備改善を行う
- 工場全体のユーティリティ設備(電気・蒸気・ガス・水・排水)の保全にも対応
「機械の故障対応」「電気の故障対応」「設備改善」「工場全体のインフラ保全」——この4つを柱とした仕事です。
これまでの製造現場での機械修理・設備改善の経験から言うと、職種としては今回が一番自分のキャリアに近いと感じました。「生産技術」も近かったのですが、設備保全は文字どおり私がやってきた仕事そのもの、といった感覚です。
勤務地は名古屋市内です。ただし自宅からは車で30分以上かかる、やや離れた場所でした。
年収レンジは400万〜800万円。下限の400万円は私の希望(700万円以上キープ)を大きく下回りますが、上限の800万円は希望を上回っています。これまでにご紹介いただいた求人の中では、年収の上限が希望を上回ったのは初めてでした。
「夜勤あり」をどう受け止めたか
職種への適合度も高く、年収の上限も希望を超えていた今回の求人。しかし求人票を読み進めると、気になる記述が目に入りました。
> 夜勤あり(4週間に1回のローテーション)
さらに、こんな一文も。
> 業務経験と組織のバランスにより、国内外への保全支援の出張、または出向の可能性あり
職種や年収に注目しがちですが、転職活動をしていると「働き方」の条件も同じくらい重要だと改めて気づかされました。夜勤の有無、交代勤務の頻度、出張・出向の可能性——これらは採用後の日常生活や家族との時間に直結します。
私は転職の動機のひとつに「家族との時間を大切にしたい」という思いがあります。夜勤があると、生活リズムが崩れやすく、週末に疲れを引きずることも増えます。4週間に1回という頻度が実際にどの程度の負担になるか、実態を把握しないまま応募を判断するのは少し怖いと感じました。
出張・出向についても同様です。「可能性あり」という記述だけでは、実際にどれくらいの頻度で、どのくらいの期間になるのかが見えません。
求人票を読むとき、給与や職種だけに目が行きがちですが、「夜勤・交代勤務の有無と頻度」「出張・出向の可能性」「通勤時間・勤務地」「休日・残業」——こうした「働き方」の条件も、必ず確認すべきチェックリストだと感じました。
どう返信したか
今回の求人を整理すると、次のようになります。
| 条件 | 今回の状況 |
| --- | --- |
| 職種 | ◎ これまでで一番経験に合っている |
| 年収(上限) | ◎ 希望(700万円)を上回る800万円 |
| 年収(下限) | △ 400万円と希望を大きく下回る |
| 勤務地 | △ 名古屋市内だが自宅から車で30分以上 |
| 夜勤 | ? 4週間に1回のローテーション(実態不明) |
| 出張・出向 | ? 国内外への可能性あり(頻度・期間不明) |
自分の優先順位「勤務地 > 年収 > 職種」に照らすと、最優先条件の勤務地が「やや離れている」という点はひっかかります。職種と年収上限は申し分ないのに、です。
ただ、今回はいきなり「2. 応募しない」を選ぶ気にはなれませんでした。理由はふたつ。
ひとつは、夜勤や出張の「実態」を知らないまま断るのは早計だという感覚。書き方次第では実際にはほとんど発生しないケースもありますし、逆に思った以上に頻繁なこともあります。
もうひとつは、ちょうど電話の打診があったこと。細かい働き方の条件——夜勤の実際の頻度、出張・出向の発生しやすさ、勤務地の状況——は、メールの文面より電話で直接聞いた方が、質問もしやすく、答えも返ってきやすいと感じました。
そこで今回は、「3. 詳細を確認したい」を選んで返信し、あわせて電話に対応できる時間帯をお伝えすることにしました。
まとめ
- コンサルタントからの「電話で話したい」という打診には、対応できる曜日・時間帯を具体的に伝えるとスムーズ(在職中は日中の電話が難しいことも多いため)
- 求人票は給与・職種だけでなく、夜勤・交代勤務の有無や頻度、出張・出向の可能性といった「働き方」の条件も必ず確認する
- 職種の経験適合度が高くても、最優先条件(勤務地)が外れている場合は慎重に。いきなり断らず、まず実態を確認する選択肢がある
- 「細かい働き方の実態」は文章より電話で直接確認する方が質問しやすい。迷うときは「詳細を確認したい」と返信し、電話で確かめる
次回は、電話でどのような話をして、どんな情報を得られたかをレポートしたいと思います。