
みなさんの会社には年度計画、目標数値などはありますか?
「何を馬鹿なことを聞いとんねん!」
とおっしゃるかもしれませんが、ウチの課には年度計画がありません。なんなら会社の具体的な経営計画、今年度の数値目標が落ちて来ていません(無いかも?)
そんな中で毎日の行動が決まりますか?一年後、会社は良くなっているでしょうか?
転職先は楽しい会社なのです。みんないい人たちです。でも、このままでは一年後なにも変わっていないと思いますよ!不安です!

一日、一日が知らないうちに過ぎ去って行きますよ〜
ウチの課は今年やるべき目標が無いのです
数値目標が全く無い、と言えば嘘になります。「生産性」というふわっとしたものはあります。計算式もふわっとしているのでそこからの分析と課題解決は困難です。
倉庫全体の生産性は追いかけてますが、「生産性以外の数値目標はどうなっていますか?」と質問すると「無い。作らなきゃいけないんだけど」というお答えでした。
物流の倉庫、センターなら管理すべき数値がありますよね。
- 在庫金額
- 保管効率
- 出荷効率
- 在庫回転率(不動在庫率、滞留率)
- 不良在庫率(廃棄率)
- 誤出庫件数、誤出荷件数(対行数PPM)
- 品切率
- 人件費、一行あたりのコスト
などなどなどなど。
これが見えない状態での運営をしているので評価のしようがありません。評価できないので課題や目的もなく、ゆえに目標を立てられません。
個人のアクションプランもありません
課の数値目標が無いということは、行動目標や個人のアクションプランも当然ありません。
「誤出荷件数をゼロにしましょう。主担当は○○さん。対策立案と報告をしてください。」
こういう流れは自然にあるかと思いますが、そもそも件数を把握していません。。だから目標数値の設定ができません。目標としないのですから、改善する担当者は不在ということになります。
・・・みんな一年をどうやって過ごすんでしょう!
社長はビジョンを発信し始めた
そんな毎日が続いていたのですが、社長が5年ビジョン、10年ビジョンを発信し始めてくれました。待ってました!いいタイミングです。
経営者のビジョンなので未来の話、現実味の薄い話も含まれますがそれでもやれそうなことがたくさんあります。
それをどこまで実際にやっていくか。誰が主担当として責任をもってやり遂げるのか。絵に描いた餅にしたくはありませんし、みんなで楽しみながら会社を成長させていきたい思いもあります。
大きく変化を求められる時代、そして新技術も超スピードで開発されている今、しっかり時代の波に乗り、ライバルの少し前を進まなければ遅れを取るどころか会社の存続さえ危ういです。
DX経営、RPA、AI化、自動運転、3Dプリンタ、少子高齢化。考え始めるときりがありませんが、それに対応するリソースが中小企業には全く足りません。

焦ってもだめ。現実的なアクションにして前へ進みます。
作ります!年度計画とアクションプラン!
ということで。わたしが作りましょう。今年度目標、今年度のアクションプラン。
前職では大嫌いだったアクションプランを自分が作ることになるとはびっくりです。やっぱり必要なんですよね。目標は。
アナログな感じで作ろうと思っています。大きな紙と付箋(ふせん)を用意しました。

やらなければいけないことを思いついたものからペタペタ貼っていきます。

こんな感じでひとまず終了。にゃんこの邪魔も入りましたしw
それに増えすぎるとメンバーが見てくれませんからね。まずはイメージが伝わればいいかと。

ちなみにふせんの色分けですが
- 黄色:現場(メインの取り組み範囲)
- 赤:営業活動、売上UP、事業拡大
- 緑:人、組織、採用
- 青:システム、技術、未来の知識
このようにしました。とりあえずです。
この後、これを上司である部長とわいわいやりましたのでまた次回にでもお伝えします。
完成形を持っていくより、60点のたたき台を用意して正解だと感じました。詳しくはまた。
ではでは。
会社の売上が上がって忙しいのはありがたいですが、管理職全員が今日の仕事をどうやって片付けるかだけを考えていたら3年後の競争力失いますよね。
— おむ@学び→グラレコ🔰 (@100bizz100) February 23, 2021
紙と付箋を用意。
何を始めるかと言いますと、、
転職先の今年度計画です!
無いなら作るしかございません
さて。やりますか。 pic.twitter.com/uYpt8vJiF7— おむ@学び→グラレコ🔰 (@100bizz100) March 14, 2021