
この記事では転職サイト「リクナビNEXT(ネクスト)」について解説しています。

48歳の私でも応募可能な求人がたくさんありました!
- 人材大手企業リクルートグループの転職サイト
- 求人多く幅広い年代に対応。転職希望者の8割が利用
- 転職初心者に必要な転職ノウハウ充実
- 使いやすい『こだわり条件検索』
- 「気になる」した企業からお誘いがあるマッチング機能搭載
- 転職エージェントサービス(リクルートエージェント)と連動
- 職務経歴書が簡単に作成可能
- アプリが優秀
- 利用は完全無料

リクナビNEXT(ネクスト)は転職活動をする人の8割が利用するという国内最大級の転職サイトです。
求人を自分で探す転職サイトという形態を取りながらも、企業とのマッチング機能を備えているため転職の活動時間を有効に使えるようになっています。さらに独自のスマホアプリもリリースされており、ユーザーの評価も高く私のような40代でも簡単に使えました。

求人数が多いからこそ、効率的な活動が出来るように機能が充実してるよ。アプリだけでも活動可能!
また初心者向けのサポート機能も多く、客観的な自己分析が出来るグッドポイント診断、職務経歴書の自動作成機能など、転職初心者のぶつかる壁をクリアしてくれるサービスが整っています。
転職初心者が勉強のため、市場調査のため、そして実際に転職先を見つけるために是非利用したい業界最大手㈱リクルートキャリアのサービスです。特徴を理解し、他のサービスと上手に使い分けながら転職活動を成功させましょう。

転職の知識を学んだり、職務経歴書の作成に役立ってくれましたよ。
リクナビネクストのサービス概要

運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
サービス内容 | 転職サイト |
公開求人数 | 45,000件以上 |
スカウト機能 | あり |
職務経歴書 | Webレジュメ(いつでも修正可能) |
アプリ | あり |
利用料金 | 完全無料 |
関連サービス | リクルートエージェント(転職エージェント) キャリアカーバー(ハイクラス向け) |
*数値は2020年12月1日時点サイト掲載数
リクナビNEXTは転職サイトですので基本は自分からの応募が活動の中心になります。しかしスカウト機能や転職エージェントサービスとの連動がありますので活動は4パターンに展開されます。
- 企業への直接応募
- 「気になる」した企業とのマッチングによる応募
- 職務経歴書を見た企業からのスカウト
- エージェントサービス専用求人への応募
まず求人から希望条件に絞り込み、気になった企業に「気になる」というハートマークで登録しておきます。後に(1)その企業の中から応募していくことになりますが、応募するまでに(2)その企業から応募依頼が来る場合があります。
どのような企業を「気になる」するかにもよりますが、私の場合はけっこうマッチングしました。

マッチングしたから応募しなきゃいけない、ということじゃないからどんどん登録しよう
もうひとつ、あなたが「気になる」登録をしていなくても(3)企業側からスカウトが来る場合もあります。それに応える形での応募がいくつかあるかもしれません。
ただしリクナビNEXTは管理職、ハイクラス向けにはそれほど強くありませんのでスカウトについてはあまり高待遇を期待しないほうがよいと感じました。
40代の本命はリクルートエージェント経由の応募
最後に(4)エージェントサービス専用求人への応募があります。公開求人として検索は出来るのですが、リクルートエージェントを利用し、エージェントに仲介してもらって応募する方法となります。

これは企業側のニーズとして求人内容にマッチする人材を厳選したいという思いがあり、エージェントサービスにコストを払っています。そのエージェント経由の求人をこのリクナビネクストにも掲載しているということです。(もちろんエージェントサービスの求人にも掲載されていることがほとんどです。)
実際に利用するとエージェントは応募についてのアドバイスもしてくれますが、エージェントは企業の採用事情を理解していますので応募しても採用の可能性がないと判断した場合は応募をさせてもらえないということも多くあります。

40代の利用方法はこのリクルートエージェント経由の応募が本命となります。(48歳では応募させてもらえないことも多かったですが)
40代はマネジメント経験が求められるような管理職ポストの求人がメインとなります。エージェントにアドバイスをもらいたいですし、無駄な応募に時間を掛けたくもありません。
リクナビNEXTは求人数が多いですが管理職に絞ると業界業種によっては求人数が物足りないと感じるかもしれません。私の場合は結果的にほとんどの応募がリクルートエージェント経由の求人となりました。
㈱リクルートキャリアが運営する転職サービス
- 転職サイト:
リクナビNEXT - 転職エージェント:
リクルートエージェント - ハイクラス向け転職サービス:
キャリアカーバー
求人は上記3つのサービスで重なるもの、重ならないものがあるので併用するのがおすすめです。キャリアカーバーは他社のヘッドハンターとのやり取りがほとんどになります。
その他機能の詳細はこちらの記事を御覧ください。

40代以上が応募できる求人の割合
40代向けの求人という明確な区切りはありませんが、想定としてそうな検索条件の結果をご紹介致します。(データ集計は2020年12月。公開総求人数45,887件)
社会人経験10年以上歓迎は6割以上

管理職・マネージャー経験者歓迎は7%

管理職・マネージャー採用は1%

リクナビネクストは転職サイトですので原則新卒を対象とはしておらず、幅広い年齢の会員が登録しています。その中でも10年以上の社会人経験を求めている企業が6割以上というのは40代にとっては利用価値が高いです。
ただし管理職経験、管理職採用となると件数が極端に少なくなります。これは管理職クラスになると企業の求める人物像がかなり明確であり、かつ細かい条件があるので一般応募では見つけることが困難だからです。
一般応募で時間やコストを掛けるのであればコストを掛けてでもエージェントサービス(リクルートエージェント)を利用してマッチする人材とだけ面接をしたいというのが企業側の本音です。

一般応募で30代と戦わず、自分にマッチする求人をエージェントにも探してもらいましょう
リクナビネクストを利用するメリットとデメリット
- 40代でも応募可能な求人多い
- 条件検索やアプリが優秀で効率的に活動できる
- 転職ノウハウが充実している
- エージェントサービスの求人と連携している
- 新着求人が常に増えるので応募できる求人が途切れない
- 管理職・マネージャー採用は少ない
- 自分にマッチしたスカウトは来にくい
リクナビネクストの利用に大きなデメリットは感じませんが、40代がキャリアアップとして使うには使い方が難しいかもしれません。個人差があるかもしれませんが、企業からのスカウトもあまり魅力的なものはありませんでした。
スキルを活かせる求人を自分で見つけることが出来れば良いですが、それならリクルートエージェントやキャリアカーバーのヘッドハンターなど、企業をよく理解している転職のプロに任せるほうが効率的ではあります。
ただ私の実体験として、リクナビネクストからリクルートエージェントへ繋がる求人がたくさんありましたし、何より週二回、新着求人が増えていくので応募できる求人がネタ切れしません。
長い転職活動、書類通過をしない日々が続くなかで新しい求人が見つかることは精神的に大きな支えとなったのは感謝しかありません。

選考落選の毎日はホント辛いですよね。応募する求人が毎週増えるので踏ん張れました。
他サービスとの比較表
他サービスとの比較表を貼っておきます。求人が多いリクナビネクストは40代にとって活用度の高いものとなるでしょう。アプリが優秀なのと、職務経歴書ツールが使いやすいことも特徴です。
【表1:40代おすすめ転職サービス比較】
名称 | 私(48)の活用度 | サービス形態 | 求人 件数 |
履歴書 ツール |
アプリ | |
---|---|---|---|---|---|---|
リクナビNEXT | ![]() |
転職サイト | ||||
リクルートエージェント | ![]() |
転職エージェント | ||||
キャリアカーバー | ![]() |
転職サイト (ハイクラス) |
||||
doda | ![]() |
転職サイト+ エージェント |
||||
iX転職 | ![]() |
転職サイト (ハイクラス) |
||||
ビズリーチ | ![]() |
転職サイト (ハイクラス) |
||||
パソナキャリア | ![]() |
転職エージェント | ||||
JACリクルートメント | ![]() |
転職サイト (ハイクラス) |
もうひとつ、各サービスの登録順や主な利用目的に並び替えたものが以下【表2】になります。リクナビネクストは活動初期での登録を行い、情報収集と職務経歴書の作成に使います。求人への応募はハイクラスに応募後、さらに転職エージェントサービスでフォローしていない企業への応募が活動中盤〜後半の動きになります。
【表2:転職サービス活用方法一覧】
名称 | 活用度 | 情報 収集 |
履歴書 作成 |
応募1 (High) |
応募2 (一般) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
リクナビNEXT | ![]() |
|||||
doda | ![]() |
|||||
パソナキャリア | ![]() |
|||||
ビズリーチ | ![]() |
|||||
キャリアカーバー | ![]() |
|||||
JACリクルートメント | ![]() |
|||||
iX転職 | ![]() |
|||||
リクルートエージェント | ![]() |
リクナビネクストの給与別求人数(中心帯:300万円〜800万円)
リクナビネクストに掲載されている求人の給与についてひとつのデータをご紹介します。以下のグラフは条件ごとに検索した給与別の求人数割合です。(業種、職種、希望勤務などの条件はなし)

データは2020年12月時点サイト掲載数
意外と給与の高いものが多くある印象かもしれませんが、先述したとおり管理職、マネージャークラスの求人は少ないのでデータの多くは営業職のインセンティブで高く見積もられています。つまり歩合給で大きく変動するということです。
変動幅も含めてにはなりますが、おおよその価格帯は300万円から800万円までが中心となっています。インセンティブ次第では1,000万円〜3,000万円クラスの求人もあります。
リクナビネクストの評判・口コミ
リクナビネクスト利用者の評判はどうでしょうか?
❌ 悪い評判・口コミ
- 企業の広告内容が事実と違っていた
- 求人数はかなり多いが、地方になるとかなり少ない
- 求人数が多すぎて絞り込むのが大変。自分の中で選択肢を広げすぎると選べない
- スカウトメールが多すぎる。希望職種でないところからも来たことがある
- 魅力的ではない企業も多く掲載されていると感じた
- 地方でのイベントがない
- エントリーしても書類選考で落とされることが多い
- サイトの情報から自力で希望の企業を見つけるのはかなり難しい。結局エージェントを頼ることになる
- 同じ企業、自分には必要のない企業情報が常に掲載されているのでなかなか新しい企業情報にたどり着かない
- リクナビNEXT経由だと採用面接回数が多い気がする。リクルートエージェントだとせいぜい1回から2回で終わった
- 転職サイトなので結局最後に頼りになるのは自分の力。不採用になる場合もたくさんある。

情報量に振り回されるのが大きなデメリットですね。自分では見つけにくく、逆に興味のないスカウトが多い。
⭕ 良い評判・口コミ
- 本当に企業からオファーが来て書類審査なしに面接が出来た。そのまま採用も決まった。
- 業界最大手だけあって他のサイトと比較して求人数がダントツ多い
- オファーをもらうために自分のことを書き込んでいくうちに自分のやりたいことが整理できた
- 履歴書と職務経歴書の自動作成は本当にラク。
- アプリがとても使いやすい。新着も希望の条件を登録したものだけが届いて時間の節約になった
- 情報収集するには一番優れているサイト。転職ノウハウはかなり役に立った
- 情報量、絞り込み機能が使いやすく、初心者向けノウハウも多いので転職を始めるときにとりあえず使ってみるツールだと思う
- 転職は簡単ではないが、他のサイトに比べて求人数が多いので選択肢が多いことは救われた。他のサイトでは選ぶ余地すらなかった。
- 質の低い企業が混ざっているとはいっても広告料の高いリクルートなので他のサービスよりは平均的な質は高い。
- 企業からのオファーがたくさん来すぎて混乱するが、実際に本気のオファーを頂けているのも事実。見落とさずにアプローチした企業へ採用が決まった。

メリットは求人数と情報量。企業の質は高すぎず、低すぎずといった評価でしょうか。
Q&A
よくある質問、疑問にお答えしておきます。
会員登録は簡単?
登録と基本情報の入力まで10分程度です。もし職務経歴書(Webレジュメ)を続けて登録したい場合はプラス10分程度の余裕を持って行いましょう。
退会は簡単?
簡単に退会できます。設定から迷うことなく退会ページに行けるようになっています。
メールが多いと聞いたのですが?
初期登録時のメールサービスは多いです。細かく配信設定を変更できますので使い慣れてきたら不要なメールを停止していきましょう。
オファーをもらったのに書類通過しませんでした
オファーはあなたの登録情報やWebレジュメ(匿名)の内容が、企業の検索条件と一致したときに自動で配信されています。必ずしも面接を保証するものではありません。
広告、オファー内容と事実が違っていることがあると聞きました
リクナビネクストでは信頼できる情報を提供できるようにしてはいるものの、記載内容については募集企業側の責任に基づいて掲載されています。採用の可能性がある企業については自分でもしっかり条件の確認を行いましょう。
詳細な登録方法、メールのコントロール方法については以下の記事を御覧ください。
【不安解消】転職サイト リクナビNEXTの登録方法:登録後の流れや疑問も解説
転職サイト「リクナビNEXT」のメール配信設定方法【不要なものを停止しよう】
リクナビネクストは求人数と転職ノウハウに強い転職サイト
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- 人材大手企業リクルートグループの転職サイト。
- 求人多く幅広い年代に対応。転職希望者の8割が利用。
- 転職初心者に必要な転職ノウハウ充実
- 使いやすい『こだわり条件検索』
- 「気になる」した企業からお誘いがあるマッチング機能搭載
- 転職エージェントサービス(リクルートエージェント)と連動
- 職務経歴書が簡単に作成可能
- アプリが優秀
- 利用は完全無料
リクナビNEXTは人材大手㈱リクルートキャリアが運営する国内最大級の転職サイトです。
求人数が多いのが大きな特徴ですが企業の支払う広告料もやや高めのため、求人の質もそれなりに高い水準になっています。
転職サイトですので求人は自力で探す必要がありますが検索機能はかなり細かく設定でき、ピンポイントで希望の求人が見つかります。
また転職サイト型のサービスを利用するメリットには転職ノウハウを学ぶことがあります。応募企業の選び方、自分の強みの見つけ方、職務経歴書の書き方などすべて網羅しています。
転職サイト大手のリクナビネクスト、doda(デューダ)などはかなりの情報量となっていますので転職初心者に必要な情報はほぼ揃うと言っていいでしょう。

まずは大手の転職サイトで情報収集。職務経歴書も作りやすいツールがそろってるよ。
ただし40代ですとリクナビネクストでのスカウトはあまり期待できません。国内最大級ということはそれだけライバルも多いということでもあるからです。直接応募も自分だけの判断ですので書類選考が通過しないことも多いでしょう。
リクナビネクストに担当アドバイザー制はありませんが、リクルートエージェントというエージェントサービスに直結しています(申込みが必要)。
エージェントの利用は情報収集が落ち着き、応募したい企業の目星がついたころからでも十分間に合います。まずは転職サイトでのノウハウ収集、求人状況の確認から始めましょう。
そういう意味でリクナビネクストは情報量、求人数が多く、さらにエージェントサービスと連携しているので40代が利用すべき転職支援サービスのです。
転職活動が初めてであれば、このリクナビネクストとdoda(デューダ)を登録することから始めるとスムーズに活動できますよ。
以上、リクナビネクストの解説でした。

転職活動はあわてずにまずは大手転職サイトで転職市場の確認から始めましょう
【不安解消】転職サイト リクナビNEXTの登録方法:登録後の流れや疑問も解説
転職サイト『リクナビNEXT』の機能と初心者向けツール紹介
転職サイト「リクナビNEXT」のメール配信設定方法【不要なものを停止しよう】